Where the Spirit Returns by piczo
SS26 CAMPAIGN














































































































































Where the Spirit Returns by piczo
NICENESSは世界各地の文化をコレクションの着想源とし、シーズンごとに縁の地を巡りながらキャンペーンを制作している。今年、これまでに幾つもの都市を共に巡ってきた写真家Piczoが長年慣れ親しんだロンドンより故郷である大阪へ居を移した。奇しくもNICENESSはSS26シーズン、日本の精神、伝統と実験を行き来する現代の民藝をテーマの軸に据えたコレクションを制作。折よく帰郷したPiczoと日本を舞台にキャンペーンを制作することとなった。
90年代後半、若き日のPiczoは慣れ親しんだ大阪から最先端の文化の震源地である東京へ向かった。目に映る全てのものが眩く、時代のうねりを肌で感じられる街。世界がインターネットに飲み込まれる前の東京には、情報と文化が入り混じる熱気と自由があった。Piczoのレンズは、あの時代の衝動をいまの視点で見つめ直し、過去と現在の間にある“ねじれ“を静かに映し出す。
同郷の出身であるShoyaを引き連れた今回の旅路は、日本の精神性と美意識を色濃く反映した東海道五十三次と重なる。穏やかな風景が広がる両者の郷土である大阪から青春の舞台である東京へ。その道中にある富士山を象徴とする日本の自然と都市の狭間に物語を重ねていく。本コレクションでNICENESSは河井寛次郎の陶、須田剋太の書に通じる精神性を服づくりに反映させた。その思想とPiczoの視点とが重なり、記憶、風景、身体のあいだに潜む“ねじれの美”を映し出す。





























































